iPhoneで楽天モバイルを賢く使う!活用術まとめ

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楽天モバイルは、4大MNOキャリアの中で最安値の料金プランが魅力!通話もデータ通信も定額で使える手軽さは、iPhoneユーザーにとって大きなメリットです。ただし、建物内や郊外での電波の弱さや、データ使用量に応じて料金が3段階に変動する点は、気になるデメリットかもしれません。特に、コストを抑えたい場合、料金の段階アップを気にして使うのはストレスですよね。そこで今回は、iPhoneのデュアルSIM機能を活用して、これらの弱点をカバーしつつ楽天モバイルを快適に使う方法を解説します!

iPhone1台で使う場合当然メイン回線は楽天モバイルになるわけですが、前述の欠点、建物内や郊外での電波の弱さにどうあらがうかが問われます。基本的に楽天モバイルがメイン回線なわけですから、楽天モバイルの楽天最強プランの料金がそのまま反映されます。

それに加えて圏外対策でもう1回線追加します。iPhoneにはメイン回線が圏外時に自動切り替えでサブ回線に通信が切り替えられる機能が付いているからです。おすすめは日本通信、もしくはpovoです。

日本通信の場合

日本通信をサブ回線にする場合におすすめなのは合理的シンプル290プランです。

回線はドコモ回線を使用していてエリア問題なし。税込み290円で1GBまで利用可能。1GBを超えたら追加は1GBあたり220円で利用できます。そして何GBまで追加を許すのかも自由に設定できます。楽天モバイルの料金にわずか290円で保険が追加できるという形です。また通話可能プランですので、圏外時にはこの日本通信の回線に通話転送をかけておけば圏外だから電話に出られなかったということを減らせます。

日本通信の詳しい情報は公式ホームページをご覧ください。

povoの場合

月額無料で維持できるpovoも通話の転送先としてはおすすめです。

povoはau回線を使用します。楽天モバイルもau回線を使用してエリアを広げている仕様になっているものの、実際には楽天モバイル圏外でauはエリア内という場所がたくさんあります。なのでpovoに電話を転送しエリア外でも電話を受けれるようにするのはおすすめです。しかし、データ通信のサブ回線にはお勧めしません。理由はpovoは小容量プランは高いからです。

一見安そうな1GB/180日間ですら一か月あたり210円もします。それで一か月あたり0.17GBしか使えません。0.5GB/30日間プランでは550円もします。これでは日本通信の月1GB/290円のプランに全く勝てません。また半年、全く課金しないと回線が解約されます。なので安定して使える日本通信がおすすめです。povoは24時間使い放題330円や大容量プランなど魅力的なプランは存在しますが楽天モバイルとの組み合わせではあまり魅力が活かされません。

povoの詳しい情報は公式ホームページをご覧ください。

上記の2つの方法では楽天モバイルが圏外の時に他社回線に切り替えればデータ通信が可能ですし、通話は転送でかかってくるので受け逃しなしになります。でも一つだけ欠点が残ります。楽天モバイル圏外時には他社回線を使用しているため、電話の発信は必ず非通知発信になるということです。しかし、次の2台持ちの提案では他社回線が圏内なら番号通知ありで発信ができます。

楽天モバイルの通話無制限を実現するアプリ、Rakuten Link(楽天リンク)をiPhoneで使用する場合は最大の欠点があります。それはiPhoneの通信回線を楽天モバイル以外に設定した場合、非通知発信になってしまうということです。非通知発信は全く信用の無い電話になってしまい、使い物になりません。しかし、回避手段がゼロではありません。それは他社回線をWi-Fiで利用する、という方法です。具体的にはもう1台スマホを持ち歩いてそちらからテザリングで使用します。そのスマホにはandroidを使用してください。iPhoneと違い、テザリングが安定しているからです。

入れる回線のおすすめは日本通信、もしくはmineoです。

日本通信の場合

月間月額20GBで済む場合は特に日本通信との組み合わせはおすすめになります。日本通信の1,390円に楽天モバイルの基本料金1,078円を足しても2,468円です。この料金でドコモのエリアで使用できて通話はし放題。着信も日本通信へ転送すればドコモエリアで着信可能になります。50GBプランでも合計3568円で楽天単体より290円高くなるだけでドコモエリアで使えて通話もし放題。スマホ2台でiPhoneに加えてandroidまで使えます。(それがメリットと感じられる人だったらですが。)

mineoの場合

mineoにはマイそくというプランがあり、速度が制限されながらも使い放題プランがあるのですが、平日お昼の12時から13時まで速度制限されるという欠点があります。そこで私が勧めたいのはマイピタ1GBプランにパケット放題plusオプションを付ける、というものです。

mineoには1,298円で1GB使えるというプランがあり、それにオプションプランで月額385円でデータ通信が使い放題(最大1.5Mbps)になるというものがあります。合計で月額1,683円です。こちらはお昼も速度制限は受けません。最大1.5Mbpsがどこくらい使えるかというと、youtubeで480p画質の動画をノンストップで見られる程度です。スマホの画面では画質は全く気になりません。ちょっと遅めではあるものの、パソコンでクラウド同期にも使えます。mineoはドコモ、au、ソフトバンクの好きな回線から選べますので自分の使いたい地域で一番良い回線が選べます。通話放題と通信放題の両方を手に入れて楽天モバイルとmineoの合計料金は2761円と楽天モバイル単体より安くなります。

組み合わせるandroidについて

組み合わせるandroidはXiaomiがおすすめです。自分は5万円で買えるXiaomi POCO X7 Proを使用していますが、朝から夜までテザリングをし続けていてもバッテリーは半分以下になりません。5万円が高いと感じる場合は3万円で買えるXiaomi POCO M7 Proもおすすめです。どちらもお値段以上の性能を発揮します。POCO X7 Proに至ってはこの記事を記載の時点で最新のiPhoneのiPhone16と遜色ない性能を持っています。iPhone1台で使用している時と同じようにこちらのandroidの回線に電話を転送すれば圏外問題も解決です。

Xiaomi POCO X7 Pro

Xiaomi POCO M7 Pro

※リンクはアソシエイトリンクになっています。

iPhone1台で楽天モバイルの通話放題を使いたいし、3GBなんてあっという間に消費するので2,000円や3,000円なんていう金額も払いたくない、というわがままな方にお勧めのプラン。それは・・・

ロケットモバイルの神プランと楽天モバイルの併用です。

神プラン4回線から選べますが、この中から楽天回線のデータプランを選びます。月額税込み328円です。通信量制限は無制限で通信速度は200Kbpsに制限されるプランです。なぜこの回線をおすすめするかというと、前述のとおり、楽天モバイルはiPhoneの通信回線を楽天モバイル以外に設定した場合、非通知発信になってしまうという最大の欠点がありますが、楽天モバイルの回線であれば良いのでロケットモバイルの楽天モバイル回線でも番号通知の付いた通話の発信ができるのです。

利用料金は楽天モバイルの3GBまでの料金1,078円に神プラン328円の合計1,406円です。

わずか月額1,406円で通話放題と低速ながらもデータ使い放題を実現できます。通信速度は200Kbpsはどのくらい使えるかというと、SNSでは文字は普通に見られて、画像が遅れて表示される、という感じです。ニュースサイトもちょっと忍耐すれば使えます。youtubeはモバイルネットワーク使用時の動画の画質をデータセーバーに設定してください。

そう、データセーバーに設定している分にはこの200Kbpsでもyoutube視聴ができます。重めの動画は再生直後一旦止まったりしますが、その後普通に再生できてその後は止まらない感じです。もちろん画質は落ちますがスマホの画面ではぎりぎり我慢できます。また動きが激しくないおじさんが一人で部屋でしゃべっている系の動画は画質劣化もあまりなく止まらずに見られます。音楽再生やアプリによる通話は問題なく行えます。また、ロケットモバイルの神プランには楽天回線だけの特典があります。それは上りの通信は1GBまで速度制限がないのです。

そのため、SNSに写真をアップロードするのは実用的な速度が出ます。

でもこのロケットモバイルの楽天回線の最大の欠点もお伝えします。それは本来の楽天モバイルでは利用ができるパートナー回線(au回線)が使用できず、純粋に楽天モバイルのエリアでしか使えないということです。純粋な楽天モバイルのエリアというものは一般公開されておらず、どの程度のものかは知りませんが山の上などはすぐに使えなくなります。(本家の楽天モバイルは圏内の場所でもです。)

もう一つの欠点はアンテナピクトが表示されない、というもの。この症状は格安SIMでは意外とありがちなものですが、以前自分が使っていたプリペイド楽天モバイル回線では起きていなかったものなのでロケットモバイルのせいなのか端末の相性なのかはわかりません。

楽天モバイルのエリアより狭いわけですから通話の転送に使用できないため、データプランで問題ないのです。楽天モバイルは通話の着信はiPhoneの場合、アプリを使わず通常の電話の着信を使用しますのでデータ通信が圏外でも楽天モバイル本体の回線が圏内なら問題なく着信します。

もしロケットモバイルを契約したいという方がいらっしゃいましたら紹介コードを置いておきますのでご使用ください。こちらを使用すると契約時に200ポイントが貰えます。ようは通信料が200円引きなります。以下が招待コードです。

MPETCABGYR

またロケットモバイルでは2025年9月30日まで新規契約事務手数料無料のキャンペーンをやっています。

法人契約の場合は本当に事務手数料が無料、個人契約の場合は事務手数料はかかるのですが同額をポイントバックでしばらく月額費用がかからない、というものになります。

ロケットモバイルの詳しい情報は公式ホームページへ

ということで、いろいろ私も実験している楽天回線を賢く使う方法でした。この情報は私が実際に試して実験した方法ですのあくまで保証は出来ません。またロケットモバイルの楽天回線でも番号が通知出来る、などは穴が塞がる可能性もございますのでご了承ください。